画期的な新型ゼオライト ZMQ-1、重油を高価値燃料に転換
中国科学院青島生物エネルギー・生物プロセス研究所(QIBEBT)の研究チームは最近、画期的なアルミノシリケートゼオライト ZMQ-1 を開発しました。これは、従来型ゼオライトが巨大分子の処理において抱えていた細孔径、安定性、触媒効率などの制限を克服し、石油化学産業の触媒プロセスに大きな進展をもたらすものです。この研究成果は科学雑誌「ネイチャー」(Nature)に掲載され、ZMQ-1 が内部で相互接続された 28員環メソ孔構造を持つ初のアルミノシリケートゼオライトであることが示されました。